714 名前:名無し草 投稿日:2002/06/11(火) 04:47
1 やおい(もしくは百合)が大好きだ
2 家では父の方が力が強い
3 それなりに裕福だ
4 ひきこもっている
5 自分の思いが人に理解されなくて悲しい思いをよくする
6 実はあるゲーム(or漫画)の登場人物が実在する事を私は知っている。ってか私がそうだ。
7 実は前世の記憶がある
8 実は不思議な力が使える
9 実は前世で共に戦った仲間をさがしている
10 実は私は人間ではない

あなたはいくつ当てはまりましたか?

731 名前:名無し草 投稿日:2002/06/11(火) 06:09
>714
以前はフルhitしましたが、ドリー夢卒業して今は1〜3がhitです。
バイト始めて周辺環境変わって、
友達が普通人ばかりになったらドリー夢から覚めました。

732 名前:名無し草 投稿日:2002/06/11(火) 06:17
差し支えなければ、その時代のお話をぜひ。>731
どうして前世を信じていたのか、
その頃の自分はどんな風だったのか
また、どんな感じに更生していけたのか、とか。
もちろん話したくない場合はけっこうですので。

733 名前:名無し草 投稿日:2002/06/11(火) 06:19
>731
フ、フルヒット…っ!Σ(゚д゚)
私もお話訊きたいです。

734 名前:731 投稿日:2002/06/11(火) 06:35
>732
じゃああの頃のことを思い出して。

家族構成:父、母、祖母、弟、私。
     父と母は共働きで昼間は家にいない。
     しかし実権を握っていたのは某社重役の父。
     母は半ば趣味で働きに出ていた。
     祖母はずっと在宅。ただし特に世話がいるわけではない。
     弟は普通に学校に通っていた。
     
リア厨時代から801好きでイベント通い。まだ前世には足を踏み入れていない。
  ↓
話題的に周囲から浮き学校で孤立。
さらにイベントに嵌り過ぎて成績悪化。親との間に溝発生。
結果、高校中退して引き篭もり化。
  ↓
イベントの日だけは早朝に飛び出し深夜に帰宅。
お金は祖母の金庫から勝手に抜き取っていた。
最初は怒られたがやがて何も言われなくなった。
イベント帰りに生活物資を買い、あとは部屋で過ごす日々。
  ↓
何かを発散するかのごとくコスプレイヤーに。
イベントで同ジャンルのグループに声を掛けられ、友達になる。
しかし、彼女たちは前世持ちだった…。

738 名前:731 投稿日:2002/06/11(火) 06:57
前世持ちの彼女たちによると…
彼女たちと自分は前世、闇の世界で生活していたいわゆる悪魔(しかも幹部クラス)であった。
光の世界の天使、神仏界の上位存在(インド・北欧神話等の登場人物)、
妖精界の妖精(ケルト・イングランド系)などと時々政治的戦争を行いつつも
すべての世界は戦力の均衡を保ち、それなりに平和であった。
しかし、別の次元から現れた『真の魔』と呼ばれる強大な軍勢の侵略によって
各世界は崩壊の危機に晒され、名のある存在は精神体となり人間界に脱出転生した。
人間界で休養しつつ魔法力を高め、仲間を探して軍を再編成するためである。
次期対戦に必要な戦力が揃ったら、
各世界に残り人柱ならぬ神柱となって世界をぎりぎり支えている
サタンやヤーヴェなどの力により、元の次元に帰れるとのことであった。

740 名前:731 投稿日:2002/06/11(火) 07:13
彼女たちの話に興奮を覚えた私の口からは、次々とデマカセ……
いえいえ、それまで忘れていた前世の記憶がどんどん出てきました。
辻褄が合わないところは適宜修正され、ストーリーとなって紡がれていきます。
皆が手を取り合うもカリスマを守れなかった悲しい戦い。陥落した首都。
逃げ出した罪の記憶…。

そしてそれらの記憶を持っている人たちが、己の仲間を探すために
それらの記憶をモチーフにして商業誌や同人誌、
あるいはゲームやアニメを作っているという話も出ました。
私はそれらの話をなんの疑いもなく受け入れました。
コスプレまでしているお気に入りのキャラは自分そのものだった…
そう確信した時、本当の自分に戻れた気がしてとても嬉しかったのです。

741 名前:731 投稿日:2002/06/11(火) 07:21
イベント会場の隅でこっそり行われていた能力トレーニングにも参加しました。
10人ほどで円陣を組み、皆で中心に「気」のようなものが集まる様をイメージすると
本当にそこに光の玉が現れました。
一度それを見て以降は自在に自分の気を操って気功弾を打ち(ただし物理現象は起きず)、
他人のオーラを見たり心を読んだり、人の運命に意のまま干渉したり、
天候を変えたりできると思い込……いえいえ、できるようになりました。

742 名前:731 投稿日:2002/06/11(火) 07:24
あ、晴れてる地域の方は空を見上げてみてください。
そろそろ部分日食のピークです。
残念ながらうちの方は曇ってます。

昔の自分ならあれはなんとかのしるし…とかいったかも。

745 名前:731 投稿日:2002/06/11(火) 07:37
前世集団は、シリウス星人の人やレティクル星人の人、
古代ムーやアトランティスの人などもコスプレ友達を介して参入し、
ピーク時には30〜40人ほどの集団になりました。
イベントの後などに、喫茶店やファーストフードを占領して皆で各々の前世について語り合いました。
とてもマターリした集団で、相手と自分の『記憶』を無理矢理繋げて日々ストーリーを更新しました。
その作業だけで満足していたせいか、
私のいた集団では見知らぬ人の家に押し掛けて無理矢理仲間扱いしたり、
『敵』を攻撃するようなことはありませんでした。

しかし、ある事件をきっかけに私は彼女たちと距離を置く事になります…。

747 名前:731 投稿日:2002/06/11(火) 07:40
>744
肉眼で見たのか心で見たつもりになったのかは今ではわかりません。
しかし、おそらく集団催眠の一種だと思います。

753 名前:731 投稿日:2002/06/11(火) 07:59
ある事件とは、リア工の年齢の人間が集まれば当然起きる色恋沙汰です。
三角、四角関係にホモ、レズ…やがて誰かが仲たがいしたのをきっかけに、
マターリした関係は陰口のささやき合いに変わりました。
無論、私もそれに参加し、他人を肴にして好き放題言って盛り上がりました。
しかし、私の彼氏も三角関係で取り合われることに疲れ、
大学受験という現実に帰っていってしまいました。
これをきっかけに私も足抜けしました。
最後は彼氏を取り合った相手や他のグループメンバーとも罵り合いになりましたが、
互いに関するうんざりした感情のせいか、
つきあいの悪くなった私をわざわざ連れ戻す人はいませんでした。

755 名前:731 投稿日:2002/06/11(火) 08:17
それからの私はイベントもコスプレもやめて、時間が止まったままの
ただの引き篭もりに戻りましたが、
数年後、寂しさにかられて再びイベントに買い専で戻りました。
つい探したりもしましたが、もう彼らはいませんでした。
イベントに出た時、知り合った人にその手の話題を出すと、
前世ネタは引かれるのに超能力ネタは盛り上がったので、
語られることの無くなった前世妄想は消え、超能力妄想だけが残りました。
プライドのありかが移動したのですね。
私は彼氏や仲間のいなくなった穴を埋めるように、精神世界の本やオカルト関係の本を読み漁りました。
一時期はお香を焚いたり魔法陣を描いたりなど、能力アップのために様々な儀式を行いましたが、
むしろオカルトに凝ったことで逆に、唯一残った魔力・超能力さえ、
私は自分の中だけにあるものだと悟る結果になりました。
だって……どんなに頑張っても自分の気の持ちよう以外、何も変わらないんですもの(藁

やがて、同人イベントで知り合った普通人の友達のつてで、
ゲームイベント関連会社でアルバイトをさせてもらうことになりました。
主な仕事がイベントでの接客であったため、
先輩に指導されながら頑張っているうちに対人関係に自信がついて引き篭もらなくなりました。
現実の自分に自信を持った時、妄想も完全に消滅しました。
常識人の新しい恋人もできて、今の自分は地に足のついた暮らしをしています。

長々のお付き合いありがとうございます。
たくさんの自分語りかましてしまいまして、失礼しました。名無しに戻ります。

761 名前:731 投稿日:2002/06/11(火) 08:37
>>759
最後にひとつだけ…。

去年、前世集団のリーダー格だった女性から「結婚しました。」というハガキが届きました。
懐かしさのあまり電話すると、
「旦那も同族だよ。あの後知り合ったの。
 でも今は夫婦生活に専念しようと思う。もうお腹に子供いるから…。」
と言っておりました。
同族、あるいは『仲魔』(ジャンル特定できますね…。)とは、
私たちが互いを呼び合う時の言い方でした。
まだ……夢は終わってないのかもしれませんが、
子育てという戦いに、彼女が負けないことを遠くから祈っています。