578 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 投稿日:2002/06/14(金) 12:55 ID:aPHXxQs9
ども、こちらは押しかけちゃった体験談はOKでしょうか??

589 名前:578 投稿日:2002/06/14(金) 14:39 ID:aPHXxQs9
578です。
同人関係なのですが自分がイタ過ぎる文章です。
なお、私は買い専門なもんで文章が目も当てられないほどへたくそですのでご了承ください。
では始めます。

それは大昔私がまだリアル厨房だった頃の話です。
ちなみに今はもうやっと成人して更正済みです。
あの時の私は自分でも「恥ずかしい!」って顔を覆ってしまうぐらい
イタイ子でした。
そんな時A先輩が私をコミケへ誘ってくれたのです。
私はそういう世界に興味がありましたし、ちょっと前までやっていた
C翼や☆矢のファンだったので、喜んでついていく事にしました。
最初はA先輩はじめ他の先輩達と一緒に日帰りで行っていました。
そして年月が経ち、先輩が卒業し私も卒業し双方高校生になった時です。
その年のコミケも先輩達と当然のように行く事になっていました。
私の同学年では運良くコミケ仲間は得られなかったのです。
先輩はそんな私を快く迎えてくださいました。
ちなみに先輩方も私も高校はほとんどがバラバラでした。
そして押しかけをやらかしてしまったあの年…。
A先輩B先輩私と三人で夏コミへ行く事になりました。
A先輩は「今年は泊まりで行こう!いちいち1日目ずつ家に帰るのめんどくさくない?」
と、私達に提案しました。
私はホテル泊まりかと思って「えっとお金がー」と言ってしまいました。
当時バイトはしていたけどバイト料は家に少し入れていたし、
なんにしても会場でパーッと使いたいのです。
そうしたらA先輩は当然のように言いました。
「だあいじょうぶ!私の友達の家に泊まればいいのよ!」

590 名前:578 投稿日:2002/06/14(金) 14:40 ID:aPHXxQs9
その言葉を私は100%信じてしまいました。
A先輩はアニメ声なりきり、そして少し病気自慢…
その他は多少ありましたが、外では普通にいい人だったから怪しみもしませんでした。
そしてコミケの前日、三人とも大きなバッグ持って集まりました。
A先輩は私達を先導して電車に乗ってとある駅で降りました。
それから何か本みたいなのを出してA先輩は「あっち?こっちかな?」と
頭をひねり始めました。
私は本を覗き込んだら…それはとある同人のあとがきでした。
「先輩?先輩のお友達さんって同人書きなのですか?凄いですね。」
とその時なんも疑問も持たずに行ってしまいました。(鬱)
A先輩は「そおなのよお。彼女凄いマメなひとでねぇ〜今度私売り子やるかもぉ」と
その同人かいてる人のことを詳しく語り始めました。
なんでもそのお友達は同人大手でA先輩と凄く仲がいい。
是非今度売り子をやって欲しいと言われたがA先輩は買いたいものが多いから断った。
だったらせめて泊まりに来てくれないか?なんだったらお友達も一緒に。
一人暮らしだから気兼ねしなくていい、と言うか寂しいから来て。
朝まで萌えトークしましょう。
と言うことらしいのです。
私もB先輩も「うわぁA先輩って凄いね」と話しながら道中歩いて来ました。
が、しかし、A先輩は道に迷ってしまったらしく
「交番!交番で住所言って家の場所を探しましょ」
と言い出しました。
この辺で…怪しむべきだったのです、そんなに仲がいいのだったら家ぐらい知ってるはずだと。
が、私も当時イタタタだったので「そうですね」と何も考えずに答えてしまいました。
交番はいとも簡単にA先輩の友達(以後Cさん)の家を教えてくれました。
A先輩はCさんの家の呼び鈴を押しました。
暫くしてドアが開き、Cさんらしき人が出てきました。

591 名前:578 投稿日:2002/06/14(金) 14:42 ID:aPHXxQs9
Cさんはちょっと目を丸くして「あ…A…?」と言いました。
A先輩は「来ちゃった、泊めてよね。あとこいつらの面倒もよろしくう」と言うなり
フリーズしてるCさんの横をさっさと通り過ぎて上がりこんでしまいました。
Cさんは「ちょっと…まっ…え?どういうこと?」と様子がおかしかったです。
私もB先輩も「なんか変じゃない?」とゴニョゴニョ話していたら、A先輩が
Cさんの部屋の奥で「なにやってんのあんた達!そんなトコに突っ立ってたら
近所迷惑じゃん、はやく入っちゃいな!」と叫びました。
私もB先輩も首をかしげているとCさんが「とりあえず…どうぞ」と言ってくれたので
「あーじゃぁお邪魔します。」と上がりこんでしまいました。
A先輩は何故かCさんを小間使いのように使い始めました。
「C〜!ジュース!こいつ等の分もね。ああ、あとお菓子買ってきてよお。腹減ったよね?」
Cさんは「え?う、うん…」となんか弱気な態度でA先輩の言うことを聞きっぱなしでした。
私もB先輩も恐縮しちゃって「あ、手伝います」と言ってもA先輩は
「あ〜いーのいーの!Cはそういう作業好きなんだよね?ねー?C〜!」
と、言って私達が手伝うのもさせてくれませんでした。
その後はA先輩がCさんとどのように会って(どうやら中学生のとき同じクラスだったらしい)
Cさんは凄く頼りなくていつも自分を頼って来たとCさんの人格や人物像を
勝手に話し始めました。
私は「え?そういう言い方はCさんに悪いのでは?」とつっこむと
「いーのいーの。なぁ〜C〜!お前気にしないもんなぁ」と笑ってCさんに言っていました。
Cさんも「え…うん…」と下を向きっぱなしでした。
Cさんの家では何故かA先輩が全てを仕切っていたように見えます。

592 名前:578 投稿日:2002/06/14(金) 14:43 ID:aPHXxQs9
A先輩は寝るときも相変わらず仕切って勝手に
「じゃぁ〜ベッドは広いから私とBが寝るね。あんた(私)はCと一緒に下に布団しいて寝てね。
二人とも体ほっそいんだし若いんだから大丈夫よね。
年寄りを敬いなさいよ〜。というわけでベッドもーらい!」
と、勝手にベッドに寝てしまいました。
B先輩が「ちょっと悪いよ。そこCちゃんのでしょ?」と注意しても
また「いーのいーの」の一点張り。
私とCさんは同じ布団の中に入る事になりました。
私は「あの…なんかすみません」と謝ったのですがCさんはやはり
「ええ…いい…よ。気にしてはいない」のこれまた一点張り。
なんかちょっと流石にイタタな私でもおかしいと思い、先輩二人の
寝息が聞こえた時にCさんの横っ腹を突っつき話をしました。
「ねぇ、起きてます?あの…A先輩とどういったご関係で?」
そうしたらCさんはA先輩が眠ったのを確認した途端
「ちょっとベランダに出ない?」と私を誘いました。
ベランダに出ると、Cさんは弱気な顔で私にこういいました。
「笑わないでね?私ね所謂いじめられっこだったの。」
そして、いじめていた中心がA先輩だったと言い始めました。
私はちょっとそれが信じられませんでした。
A先輩は後輩の面倒見がよく普段は全然そんな風に見えないのです。
Cさんがドドーっとせきを切ったように話し始めました。
A先輩にされたこと、A先輩がどんなに酷いかを。
どうやらA先輩は外面が言いひとだったようです。
A先輩の心理はきっとこんな感じだったのでしょう。

いつも自分にいじめられていたCさんが同人大手になった。
生意気だ!だけどコレは使える。
Cさんを利用(売り子など)して自分も同人大手になってやる

そんな感じだと思います。
Cさんにそれを話したら「ああ、いかにもAが考えそうなことだね」と
笑っていました。

593 名前:578 投稿日:2002/06/14(金) 14:44 ID:aPHXxQs9
その後、Cさんはにっこり(にやり?)と笑って
「そうか貴方と話しできてよかった。Aが来たとき私ビックリしたけどでも本当に嬉しかったのよ。
だって……復讐できるじゃない?それは明日の楽しみにしようと思ってたの。
だからあの時と同じ気が弱いフリをしてたんだけど、気がかりなのが他の二人だったの。
貴方がAと同じ種類の人間じゃなきゃ一緒に嵌めるのは気が引けたし。」
と言い出しました。
「凄く小さくてくだらない復讐だけど貴方達は巻き込まないでおくって話しておくわ。」
といって、「もう明日はやいから寝ようね」といって部屋に戻っていきました。

次の日、A先輩は相変わらずCさんをこき使おうとしてました。
「C!車で行くんでしょ?出してよ。あとチケット今のうち頂戴な。」
なんと、A先輩はチケットまでもらおうとしていたのです!
って言うか…私達は一般列でA先輩だけ並ばずに入ろうと…。
Cさんは「うん。」と言って車を出してきました。そして
「じゃぁ後ろにBさんと貴方(私)乗ってね。Aは助手席にお願い。」
と言って、後ろの席に私達を乗せてくれました。
A先輩が助手席に乗ろうとしたときに…
「あ、ごめんA、悪いんだけどポストの上にチケット置きっぱなしにしちゃった。
さっき車取りに行くときに忘れないようにってポストの上に置いたんだわ。
取ってきてくれる?」
と、Cさんが言い出しました。

594 名前:578 投稿日:2002/06/14(金) 14:45 ID:aPHXxQs9
A先輩は
「まったくもう!そんな大事なもの…」とブツブツいいながらポストの上の封筒を取りに行きました。
バタン!
いきなりCさんは助手席のドアを閉めてそのままアクセルを踏んで
「はい、つかまっててねー。行くよー。」
と言って、A先輩を置き去りに出て行ってしまいました。
後ろを見たら、A先輩が何か叫びながら封筒をピラピラと振ってました。
バックミラーで見えてたらしく、Cさんはケラケラと大笑いです。
「あ、あの!Cさん!チケット大丈夫なんですか!?」
「あはははは!大丈夫あれ空っぽだから。本物はここにあるよ。」
と、チケットを見せてくれました。
会場に着くと、Cさんは「はい、コレとコレ!」と私とB先輩にチケットをくれました。
「ええっ!?いいんですか?」
「いいよ。それより一般で並んでてあいつが来たらあんたらも酷い目に会うよ。
それよりついといで。こっちよ。」
と、昨日とは打って変わった態度で私達を引っ張っていきました。
その後、A先輩は当然のごとく怒り狂いながらCさんのスペースにやってきました。
「C!どう言う事よ!私を騙すなんて酷くない!?」
Cさんは、涼しげな顔で言い返しました。
「スペース前に立ち止まらないで下さい。迷惑です。」
A先輩はバンと机を叩いてまだ怒鳴ります。
「あんたね!中学の頃世話してあげたでしょ?その恩をあだで返す気!?」
「そうですね(この辺からわざとらしく大きな声で)トイレに制服捨てられたり
靴をボロボロにされたりぃ髪の毛切られたりぃとか色々とお世話になったしね〜。」
この辺で周りのサークルさんやお客さんがギョッとこちらを見ています。

596 名前:578 投稿日:2002/06/14(金) 14:54 ID:aPHXxQs9
今度はA先輩は顔を真っ赤にして標的を私とB先輩にしました。
「あんた達も!なんでCなんかにくっついてるの?恩をあだで返すの?」
私もB先輩(事情を車の中で話した)ももうA先輩についていく気はありませんでした。
「A先輩、確かに私達によくはしてくれましたが彼女の家に無断で泊まりはまずいと思います。」
「そうよ、A。いじめの件は余り知らないけどCちゃんの家に泊まりに行くって
彼女聞いてなかったんですってね?家主の了解なしじゃ不法侵入よ?
私達を巻き込んで犯罪者に仕立て上げるつもり?」
A先輩は「くーっくーっ!」と顔を真っ赤にして声が出ない状態にまでなりました。
CさんはA先輩に言い放ちました。
「どう?飼い犬に手をかまれたって感じだね?
でもね、弱い飼い犬は弱いままでも飼われたままでもないのよね。
アンタさー今通ってる高校でも同じようなことしてるって風の噂で聞いたよ。
Dさんって人いるでしょ?その人いじめてるってね。」
A先輩はビックリしたように顔をあげました。
本当の話のようです。
「Dさんね貴方の執拗ないじめが苦になって学校もう行きたくないんですって。
だから親が弁護士雇って裁判沙汰にしたいって言ってるの知ってる?」
A先輩は慌てて「そんなの出鱈目よ!」と叫んでいました。
「そのDさんのお姉さんね、こ、の、ひ、と。」
と言いながら、Cさんは隣のサークルを指差しました。
隣のサークルでは恐いぐらいにニコニコしたお姉さまがいらっしゃいました。
「アンタがAか。Cとは随分前にイベントで知り合ったわけだけど。
なあんかこいつの身の上話聞いてたら家の妹とダブルわけよね、
だからアンタの通ってる高校聞いてみちゃった。そうしたらさあ
ドンビシャリ!そして、名前も聞いたらこれも合ってる訳。
凄い偶然だと思わない?」
A先輩は青ざめた顔をして逃げるように去っていきました。

598 名前:578 投稿日:2002/06/14(金) 14:55 ID:aPHXxQs9
後々聞いたのですが、隣のサークルの人はDさんのお姉さんではなく
いとこだったらしいのです。
ですが姉と言うことにしておけば真実味があるとCさんは笑って言っていました。
CさんはA先輩と中学を卒業して離れた後高校生活が楽しすぎて、
性格も一新して明るい方になったようです。
それを知らないA先輩が今までの従順なCさんのままだと勝手に思い込み
Cさん宅に押しかけたと言うわけです。
Dさんのいとこさんは、Cさんとイベントで知り合ったのは本当で、
当時Dさんの親にもいえない悩みを聞いていたのでそのことをちらりと
Cさんに話していたそうです。
そうしたらCさんが「A先輩の行動に似てる!」と思って自分の体験談を話したら
A先輩の進んだ高校とDさんの通ってる高校が同じ!
名前も同じ!というわけだったようで今回の復讐を即効で思いついたようです。
「漫画みたいな偶然ってあるんだね」とCさんにいてしまったほどです。
その後はA先輩と私は関係を切り、実はB先輩とCさんとは未だに続いています。

すみません、同人ましてや文章書いていないのでまとまりがなくて。
以上で私のアイタタ押しかけ談でした。

あとなんか「連続登校ですか?」って何度も言われて書き込めませんでした。
間あいてしまってすみません

608 名前:578 投稿日:2002/06/14(金) 15:48 ID:aPHXxQs9
Cさんは当時高校生でした。
ですがいじめられていた理由が身元判明しちゃうから伏せていましたが
ちょっと病気で学校を数年休んでしまったので、実際にはA先輩より2歳ほど上です。
高校は自由な校風だったらしく18になったら免許を取って許可があったら乗ってよし
と言うことで、コミケへ行く=買い物へ行くという理由で許可を取ってくださったの
事です。
一人暮らしの件は…これは少しぼかして書かせていただきますが
当時お金持ちの家庭では全然ありませんでしたが一人で暮らさざるをえない理由が
Cさんにあったのです。
とは言え、暮らしていたマンションの所有者はCさんのおじい様でした。

A先輩とは電話で絶縁してからと言うもの、どんな事があっても会いに行きませんし、
会おうとも思っていません。