57-207　ビデオ解説厨・部屋が塩だらけです。

212 名前：107 投稿日：2002/03/29(金) 23:52 ID:pr2BzPPK
いや、前にお呼びでない知り合いが強引に泊まりに来た時
問題のその子が玄関の近くのトイレにいった時に
いきなり電気がきえたんだよね。
そしたらトイレからあわてて出てきたそいつが
霊のせいだとさんざんお経みたいのとなえたあげく
玄関に塩まいてくるとかいって
こっそりブレーカー上げてたという自作自演があったもんでつい…。

216 名前：207 投稿日：2002/03/29(金) 23:53 ID:pr2BzPPK
＞ごめん、212の107は207のまちがいです。

219 名前：207 投稿日：2002/03/30(土) 00:02 ID:8pYRjtRO
＞218
わかりました。押し掛けてきた子が同人絡みなんでここでもいいですね？
テキストまとめてきます。

242 名前：207 投稿日：2002/03/30(土) 00:56 ID:Yb0gMUqH
遅くなりました。カプ説教衆望さんの報告がくるまえにプチネタを
あげさせてください。

もう２〜３年くらい前の話になります。
リアル高だった私は春休みに仲のいい部活動の友人達とお泊まり会の計画を
立てました。ちなみに、部活は美術部です。
で、両親に承諾も得て、両親が旅行中の家に４〜５人の友人と泊りがけで
ビデオ映画でもみながら過ごそうという事になりました。
当日はレンタルビデオ店でティムバードンもののビデオを何本か借りて
コンビニでお菓子を買って、さて、プチ上映会でも始めましょう。
と思った時に『ピンポーン』
時計は依るの10時をまわっていました。
集まった友人達とも「？他に誰か呼んだ？」「こんな時間に誰だろう？」
と私を含めた友達４人で玄関に向かったら、
「Nで〜しゅっ」「今日お泊まり会なんでしょ〜？」「あたしも来ました〜っ」
例にもれないアニメ声
Nは文芸同好会（いわゆる漫研でして学校祭などに同人誌を発行していました）で
私と同じクラスということだけで、他の遊びに来てくれている３人とは親しくありません。
共通点といえば、その当時私は創作で、Nはパロ系で地方の小さな即売会に参加していた
ということだけで、会場では１度も話した事はありません。
友人達が「Nってだれ？」「約束してたの？」とぽそぽそ喋りはじめます。
私は突然の訪問者に少々パニくってました。
このへんの経過はあまり覚えていないのですが、まぁ来てしまったんだし、ということで
Nもお泊まり会に参加する事になりました。
今の私なら間違いなく家にはあげなかったのに…。

243 名前：207 投稿日：2002/03/30(土) 00:59 ID:Yb0gMUqH
で、早速借りてきたビデオ上映会をしはじめたんですが、Nが解説厨房でした。
もうペラペラペラとストーリーを話してしまうんです。
まぁ、ストーリーより映像を楽しむつもりで借りてきたので切れる人はでなかったのですが、
Nが「次これ見ようよ！」と取り出したのがユウユウ白書のビデオ…。
家主の返事を聞かずにビデオを挿入して、アニメが流れている間ず〜っと
作者の先生がいかにすばらしいかをずっと語っていました。
そして、自分の萌ポイントがくると「あ、そこ！」と巻き戻して繰り返し見るしまつ。
いいかげんうざくなってきて、アニメビデオが流れている間、Nの実況中継を聞きながら
私達は別な話をしていました。
アニメをよく見ない私達にNは「あ〜もう！ここイイ場面なのに見なよ！」と
わざわざ画像停止。おなかいっぱいです。
アニメが終盤に近くなった時、Nがまた「続きのビデオはこれ〜」とかいって
２巻目を出してきたので、私達は「次はこれよ！」と強引に借りてきたビデオを出しました。
Nは「え〜つづきだよ〜この後クラマがあ〜なってこ〜なるんだよ〜」と粗筋を言ってくれたので
「続き説明してくれてありがと。そんなわけで、私達は今これを見たいの。」と
ビデオを挿入して楽しく見ていました。
今度はNも見た事のないものだったらしく大人しく見ていましたが、
「なんかこれつまんなくな〜い？たいくつなんだけど〜」とひとりで文句言っていました。
私達は無視してビデオを見ていたら、Nが「トイレ」といって席をたちました。
それから間もなくです。部屋の電気が一気に消えたのです。
電気もテレビもビデオも有りとあらゆるものが一気に消えました。
まるで、ブレーカーでも落ちたかのように。
私達がキャァキャァ言って懐中電灯をさがしていると、トイレから帰ってきたNが
「静かに！これは悪霊の仕業よ！今払うからそこを動かないで！」と叫びました
はぁ？まさに半角でハァ？です。

245 名前：207 投稿日：2002/03/30(土) 01:02 ID:Yb0gMUqH
Nはなにやらお経のようなものを唱えはじめました。
Nの迫力で動けない私達をしり目に、Nは「お塩できよめるから」と言って
部屋に塩をまきはじめました。
部屋が塩だらけです。
そして、Nは玄関の方にまで塩をまきはじめた時、気がつきました。
「そ、掃除たいへんじゃん！」
あわててNを止めに玄関の方に向かったら…。
そこにはブレーカーを靴べらで上げようとしているNが…。
時が止まりました。漫画で言うなら白黒反転の画面です。
少し時間がたってから、
「なにしてるの」私は低いおちついた声でいいました。
「ここに悪霊がついてるの〜悪霊がついてるの〜！」Nは叫びます。
「あんた、さっきトイレいった時にブレーカーおとしたんじゃないの？」
「それを悪霊のせいにして自分で落としたブレーカー上げようとしてんじゃないの！？」
私は怒りました。
Nのもっている靴べらを取り上げて自分でブレーカーを上げました。
家の電気は元通りに。
「私のお払いがきいたのよ！」「あたしはブレーカーなんか落としてないもん」
Nが叫びます。
「帰って。」私は落着いた声でいいました。
「だってもう終電ないし〜」とNがいうので
「タクシーで帰れ！お金がなくても家まで帰れば親がいるだろ！今すぐ帰れ！」
「家のなか塩だらけにしてブレーカーまで落として私達の上映会邪魔して！あんたなんか
クラスが同じだけで友達でもなんでもない！
家には悪霊なんかいない！悪霊が取り付いてるのはあんただろ！」
と怒鳴っていました。
その後、Nにはタクシーを呼んでやって強制送還。
Nはしぶりましたが4対1です。大人しく帰っていきました。
ここでの報告のような怪我人やK札ざたにならなかったのがせめてもの幸いです。
ちなみに、その後上映会は再開し、楽しい思い出になりました。掃除も含めて…。

246 名前：207 投稿日：2002/03/30(土) 01:04 ID:Yb0gMUqH
プチネタ終わりました。238さんどうぞ。
以後名無しに戻らせていただきます。